骨粗鬆症の治療薬

5種類の骨粗鬆症薬

骨粗鬆症の治療薬には多くの種類のものがありますが、大きく分けて5種類あります。

 

スホスホネート:製品名 ボナロン®、フォサマック®など

破骨細胞の活性を抑制し骨の吸収を抑える薬です。

これまでは主力の薬剤でしたが、最近は、副甲状腺ホルモンや抗RANKLモノクローナル抗体を使用することが増えています。

歯を治療されているときには顎骨壊死が起ることがあり、注意が必要です。

 

☆活性型ビタミンD3製剤:製品名 エディロール®など

腸からのカルシウム吸収を促進するとともに、骨代謝を改善することにより骨を強くする薬剤です。


☆SERM(サーム):製品名 エビスタ®、ビビアント®など

エストロゲン作動活性により骨粗鬆症を改善します。

 

☆副甲状腺ホルモン:製品名 フォルテオ®、テリボン®など

骨形成を強力に促進する薬です。

 

☆抗RANKLモノクローナル抗体:製品名 プラリア® 

破骨細胞の活性を抑制し骨の吸収を抑える薬です。6か月に1回、投与します。

低カルシウム血症となる可能性があるため、デノタスチュアブル®というカルシウム・ビタミンD3製剤も内服します。 

お勧めの骨粗鬆症薬

 

エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、学術報告の結果から、

  1. 副甲状腺ホルモンを2年間使用後、抗RANKLモノクローナル抗体を継続使用
  2. 抗RANKLモノクローナル抗体を継続使用
  3. ビスホスホネートを継続使用

を、1>2>3の順で勧めています。

また、検査の結果、ビタミンDが不足・欠乏している場合には、活性型ビタミンD3製剤を併用します。

 

ただし、腎機能が低下している方や、内科疾患がある方は、状況に応じて薬を選択する必要があります。