「生物心理社会モデル」では、
慢性疼痛(痛み・痛い)は、「身体」の感覚であるとともに、「情動」でもあると考えます。
つまり、「情動」であるため「心」の影響も受けると考えるということです。
これは、東洋医学の「心身一如」の考えに近いものです。
「生物心理社会モデル」では、
による治療を行います。
「痛み・痛い」は実際の「身体」の損傷に伴う感覚と考える治療アプローチです。
外傷などの急性疼痛には有効ですが、慢性疼痛や難治性疼痛には、あまり有効ではありません。
一般的に行われている「痛み・痛い」に対するアプローチ(標準的な治療法)で、現在、日本で普遍的に行われているほとんどの治療が該当します。
もちろん、このアプローチが誤っているということではありません。
急性疼痛、侵害受容性疼痛には最も有効な治療アプローチです。
1.生物医学的アプローチでは、「身体」に作用する薬剤を用いて治療を行います。
該当する薬剤
2.生物医学的アプローチでは、リハビリテーションや物理療法を用いて治療を行います。
リハビリテーション
物理療法
1.心理的アプローチでは、「心」に作用する薬剤を用いて治療を行います。
該当する薬剤
漢方薬では、「心身一如」といって、「心」と「身体」は一つであり、お互いに影響を及ぼすと考えます。
まさしくこれは、「生物心理社会モデル」の心理的アプローチに合致しています。
漢方薬の詳細については、担当ページをご覧ください。
2. 心理的アプローチでは、心理学を応用した治療が求められます。
また、最近注目されている認知行動療法も、心理的アプローチの1つです。
1.社会的アプローチは、医療では最も対応が難しいアプローチとなります。
痛みには、心理社会的要因が関与することが報告されています。
心理社会的要因には、
などです。
これらの心理社会的要因に対処(解決あるいは改善)することで痛みが改善することが期待できます。
2.ここで大切なことは、家族、職場、社会などがこれ自体として痛みを起こさせるのではないということです。
家族、職場、社会などの社会的環境から、われわれの「考え・思い」により、痛みが生じるということです。
ですから、この「考え・思い」を変えることにより、痛み(慢性疼痛・痛い)の治療が可能です。
これこそが認知行動療法ですので、認知行動療法は社会的アプローチによる治療法の一つといえます。
エメラルド整形外科疼痛クリニックの紹介をする動画集の作成を開始しました。
クリニックの治療について、簡潔的に解説しておりますので、ご興味がある方はご覧ください。
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、現在、爆発的に感染拡大し、変異種が出現している新型コロナウイルス対策として、5つの対応をしています。
1. 非接触型体温計での体温測定を行っています。感冒症状、発熱のある方は受診をご遠慮ください。
2. 感染拡大予防の観点から、マスク着用をお願いしております。
3. クリニック内では、抗ウイルス作用のある精油によるアロマセラピー(芳香浴)を行っています。
4. 空調対策、4台の加湿器による加湿などの対応を行っています。
5. 新型コロナウイルスによる不安などの対応として、瞑想、瞑想と最新西洋医学を融合した新しい瞑想法である「エメラルド両極瞑想法」をお勧めしています。
診療科目
整形外科・リハビリテーション科
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水・土曜日
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所在地
〒001-0040
札幌市北区北40条西4丁目1番1号 ASABU LAND 1階
連絡先
TEL:011-738-0011
FAX: 011-738-0012
開院:2019年4月1日
場所:北海道札幌市北区北40条西4丁目 ASABU LAND1階
交通アクセス:地下鉄南北線麻生駅、JR新琴似駅、麻生バスセンターに近接
治療方針:「両極」の治療
特徴:多彩な治療法(漢方薬・認知行動療法・バイオフィードバック)で、慢性疼痛や難治性疼痛を治療