クリニックの理念

①「医は仁術なり」

「医療」は、ほかの職種とは違うと考えています。

現在の日本はいうまでもなく資本主義です。資本主義は、自由な経済体制のことであり、自由競争により利益を追求する社会とも言えます。

この資本主義の元、近代の日本は発達してきました。

 

しかし、「医療」に関しては、資本主義に基づいて利益の追求は望ましくないと考えます。

「医療」とは、人間の「心」そして「身体」を癒すものであり、人間の生活の根本を支えるものであると考えています。

 

ですから、「医療」については、「利益」ではなく「仁」をもって対応すべきと考えており、クリニックの理念の中でも、もっとも重要なものと考えています。

 

「医は仁術」であり、医療とは患者さんの生活の根本を支えるものと考えているため、以下の3点を遵守し、治療を行うことを理念としています。

☆迅速な診断・治療

日常診療では、腰椎圧迫骨折をはじめとして、X線ではわからない骨折がよくあります。このほか、高齢者の大腿骨頸部骨折や大腿骨転子部骨折もX線ではわからないことがあります。

 

そのような場合でも、MRIであれば骨折があるかどうかを迅速に診断することができます。

「早期に診断をする」ことは、「早期に治療を開始する」ことに繋がり、患者さんの早期の活動性の回復や社会復帰に役立つことになります。

 

このようにMRIは非常に有効な画像診断方法ですが、総合病院などでは整形外科だけでなく他科もMRIを使用するため、なかなか受診した日にMRIを撮影することは困難です。

さらに、クリニック・診療所では、そのそもMRI自体が導入されていないこともあります。

 

当クリニックでは、「迅速な診断・治療」のため、MRIの導入しています。


☆最先端の治療

医療はものすごい勢いで進歩しています。

具体的には「手術」であれば、以前であればうまくできなかった、あるいは医師の技量に大きく依存した手術が、機器の進歩により容易に行うことができるようにもなっています。

「薬」についても、急速に進歩しており、「痛い・痛み」に対してはさまざまな薬が使用できるようになっており、これまでの薬では良くならなかった患者さんでも、新しい「薬」なら効く、ということがよくあります。

 

しかし、これらの新しい「薬」は良いことばかりではありません。

めまい、吐き気、ふらつきなどの頻度が高く、腎臓や肝臓などの状態によっては使用ができないことがあります。

また、車の運転を禁止としなければならない「薬」もあります。

 

ですから、これらの新しい「薬」を使用するのはもちろん大切なことですが、正直、新しい「薬」だけでは対応できないことが多々あります。

その際には、最先端の医療である、

  • 漢方薬、そして直漢法
  • 認知行動療法
  • バイオフィードバック

による治療が望ましくなります。

エメラルド整形外科疼痛クリニックではこれら全てを行っております。



☆「身体」に対応するだけでは不十分

これまで、西洋医学は「心」と「身体」を別のものと考える「二元論」で治療をしてきました。

これは具体的には、骨折をした場合、折れている「身体」だけに対して治療をすればよい、という考え方です。

 

しかし、実際には「身体」だけを治療しても上手くいかないことが多くあります。

例えば骨折の場合、折れた骨は治ったが、痛みが続いているということが起きます。

 

当初、”西洋医学”ではこの原因はわかりませんでした。

しかし、現在では、痛みには「心」が大きく影響することがわかっています。

 つまり、「心」と「身体」はお互いに強く影響し合うということを、最近になって”西洋医学”は認識するようになったということです。

これは「心身相関」と呼ばれています。

 

しかし、”東洋医学”はかなり以前より「心身一如」といって文字通り、「心」と「身体」は1つであるということを知っており、「漢方薬」を使って「心」の治療を行ってきました。

 

”西洋医学”での「心」に対する最先端の治療が「認知行動療法」です。

しかし、「認知行動療法」を日本で行っている施設は限られているのが現状です。

整形外科となるとさらに限られています。

 

また、バイオフィードバックも「心」に対する治療法となります。

こちらもごく限られた施設でのみ、行われています。

 

当クリニックでは、”西洋医学”である「認知行動療法」・「バイオフィーバック」、”東洋医学”である「漢方薬」を用いて「心」と「身体」の両方に治療を行っています。



②「両極」の治療

現在、日本で通常行われている”推奨”されている治療のほかにも、痛い・痛みに対して有効な治療法があります。

これらは、一見、相反している「真逆」の治療法のように思えます。

具体的には、

西洋医学と、東洋医学

「身体」に対する治療と、「心」に対する治療

標準的な治療と、最先端の治療

です。

 

一見、「真逆」に見えますので、「両極の治療と命名しました。

「両極」の治療を勤務医として実践してきました

以前より、現在の痛い・痛みに対する治療法の限界を感じてきました。

ですから、ほぼ独学で、

  • 東洋医学
  • 「心」に対する治療
  • 最先端の治療

について勉強し、そして、勤務病院で実際に行ってきました。

また、他施設でも行ってもらえるように、その手法・経験を学術集会や医学論文として公表してきました。

 

今後、これらの治療法が、今まで以上に「求められる」時代が来ます。

そのため、「両極」の治療法で、今まで以上に多くの患者さんのお役にたてればとと思い、クリニックを開業しました。


③病院とは、病気を予防する場所でもある

「病院とは何でしょうか?」

 

この質問に対しては、

「病気を治療する場所です」と答える方が大半だと思います。

もちろん、病院が病気を治療する場所であることはその通りです。

 

しかし、エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、

「病院とは、病気を治療する場所だけではなく、病気を予防する場所でもある」

と考えています。

 

つまり、病院とは「予防医学」を行う場所でもあると考えています。

健康になる方法、健康を維持する方法をお伝えすることが、当クリニックの使命と考え、「健康」をターゲットとしした講演会を定期的に開催しています。

 

また、「骨粗鬆症」の予防そして治療のための講演会も定期的に開催しています。