バイオフィードバック:痛み・ストレスの治療とパフォーマンス向上

バイオフィードバックとは

バイオフィードバックは、身体に各種のセンサーをつけ、身体の状態(バイオ)をリアルタイムに画像化し、その画像結果を各種方法で役立てる(フィードバック)することをいいます。

 センサーには、表面筋電図、皮膚温、スキンコンダクタンス、容積脈波、呼吸、心電図、脳波などがあります。

エメラルド整形外科疼痛クリニックは全国でもほとんど行われていないバイオフィードバック療法を行っております。バイオフィードバックでは各種のセンサーを使用します。

バイオフォードバックの種類

バイオフィードバックには、大きく分けて2つあります。

 

①バイオフィードバック

これはいわゆるバイオフィードバックで、主に、筋電図、温度、スキンコンダクタンス、心拍、呼吸などをモニターします。

 

②脳波ニューロバイオフィードバック

脳波をモニターするバイオフィードバックを特別に(脳波)ニューロフィードバックと呼びます。

 

現在、エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、①バイオフィードバックによる治療と②脳波ニューロフィードバックによる治療の両方を行っています。

エメラルド整形外科疼痛クリニックは全国でもほとんど行われていないバイオフィードバック療法を行っております。バイオフィードバックの結果に応じて治療を組み立てていきます。

2つのテストと3つの手法

バイオフィードバックには2つのテストがあります。

それは

  • ストレステスト
  • リラックステスト

です。

バイオフィードバック技術を用いることにより自立神経の評価が可能です。これはストレスに対する反応を診るストレステストです。

ストレステスト

バイオフィードバック技術を用いることにより自立神経の評価が可能です。これはリラックスができるかを診るリラックステストです。

リラックステスト

また、バイオフィードバックには3つの手法があります。

それは

です。

エメラルド整形外科疼痛クリニックは、全国でもほとんど行われていない心拍変動バイオフィードバックによる自律神経の改善を行っています。

心拍変動

バイオフィードバック

エメラルド整形外科疼痛クリニックは、全国でもほとんど行われていない筋電図を使用した筋電図バイオフィードバックリハビリテーションを行っています。

安静座位の腰の筋肉の筋電図(上から順に、左多裂筋・右多裂筋・左腹横筋・右腹横筋)

左多裂筋・右多裂筋・左腹横筋で安静時にも関わらず、筋収縮があり、不随意筋収縮 (dysponesis)の状態にあります

エメラルド整形外科疼痛クリニックは、全国でもほとんど行われていない筋電図を使用した筋電図バイオフィードバックリハビリテーションを行っています。

安静座位の腰の筋肉の筋電図(上から順に、左多裂筋・右多裂筋・左腹横筋・右腹横筋)

4つ全ての筋肉で不随意筋収縮 (dysponesis)が消失しています

筋電図バイオフィードバック


バイオフィードバックの3つの柱

バイオフィードバックには3つの柱があります。

  • 治療
  • 予防医療
  • パフォーマンス向上

です。


3つのバイオフィードバック治療とパフォーマンス向上

バイオフィードバックは、「身体」の状態をリアルタイムに画像化し、その画像を見ることで何らかの反応を起こす方法ですが、「心」の状態も画像化することができます。

 そのため、バイオフィードバックは、「痛い・痛み」、「高血圧」の治療、そして「ストレス」の治療および対策に応用することができます。

①慢性疼痛バイオフィードバック治療

「痛い・痛み」の治療にバイオフィードバックを応用することができます。

「慢性疼痛」の治療を専門的に行うものが、慢性疼痛バイオフィードバック治療です。

②ストレスバイオフィードバック治療

バイオフィードバックは、「身体」だけでなく「心」の状態も画像化できるため、「ストレス」の治療および対策に有用です。

「ストレス」の治療を専門的に行うものが、ストレスバイオフィードバック治療です。

 

ストレスバイオフィードバック治療では、自律神経のバランスを改善する効果のある心拍変動バイオフィードバックを行います。


③エメラルド筋電図バイオフィードバックリハビリテーション

エメラルド筋電図バイオフィードバックリハビリテーションとは、エメラルド整形外科疼痛クリニックが独自に開発し施行している表面筋電図を使用したリハビリテーションのことです。

なお、通常行われている検査目的の筋電図と異なり、バイオフィードバック技術を応用しているため、リアルタイムに筋肉の状態をモニターで視覚化することができます。

 

全国でも筋電図を使用してリハビリテーションを行っている医療施設は極めて稀で、札幌はもとより北海道の実臨床現場でも初めての試みと思われます。

④パフォーマンス向上

エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、バイオフィードバックニューロフィードバックを用いて治療を行っています。

 

さらに、パフォーマン向上を目的として、バイオフィードバックニューロフィードバックを行うパフォーマンス向上外来を行っています。

 

詳細は、【パフォーマンス向上】をご覧ください。

なお、パフォーマンス向上外来は、病気の方ではなく、経営者・芸術家・アスリートなどの健康な方を主な対象としていますので、保険診療ではなく自由診療としています。



バイオフィードバックのエビデンス

日本ではあまりバイオフィードバックは知られていませんが、世界では既に行われており、エビデンスも報告されています。

 

バイオフィードバックに関するエビデンスで最も有名な書籍が、『Evidence-baced practice in Biofeedback & Neurofeedback 3rd Edition』です。

 

この書籍では、最もエビデンスが高い状態を、Level 5とし、最も低い状態をLevel 1とランク付けしています。

  • Level 5:有効かつ明確 (Efficacious and Specific) 
  • Level 4:有効 (Efficacious)
  • Level 3:おそらく有効 (Probably Efficacious)
  • Level 2:ひょっとすると有効 (Possibly Efficacious)
  • Level 1:経験的には推奨できない (Not Empirically Supported)

とされています。

 

このランク付けでは、

  • 慢性疼痛は、Level 4
  • 腰痛は、Level 3
  • 変形性関節症は、Level 3
  • パフォーマンス向上は、Level 3

となります。

つまり、慢性疼痛バイオフィードバックが有であることが示されています。

バイオフィードバックは、緊張性頭痛・慢性疼痛・高血圧・不安症・片頭痛・腰痛・変形性膝関節症・パフォーマンス向上に対するエビデンスが証明されています。

バイオフィードバックが有効な疾患・用途と、エビデンスレベル

腰痛に対するバイオフィードバックのエビデンスです。

バイオフィードバック専用室(診察室3)

エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、第3診察室をバイオフィードバック専用室としており、ここでバイオフィードバック療法や瞑想を行っています。

エメラルド整形外科疼痛クリニックでは3つの診察室があります。

診察室1・2は整形外科外来用ですが、診察室3はバイオフィードバック専用室となっております。

 

診察室3はバイオフィードバック機器一式の他、測定の際に使用するマッサージチェアが装備されています。

 

 


エメラルド整形外科疼痛クリニックは、全国でもほとんど行われていないバイオフィードバック技術を使用したバイオフィードバック療法を行っています。