桂枝加朮附湯:けいしかじゅつぶとう
<出典> 吉益東洞の経験方
<生薬> 桂枝 芍薬 生姜 大棗 甘草 蒼朮 附子
<証> 虚証~中間証 表証 寒証 水毒
桂枝加朮附湯は、名前のように、桂枝湯に蒼朮と附子を加えた漢方薬です。
虚証用の漢方薬である桂枝湯をベースにしていることからも、桂枝加朮附湯は虚証用の漢方薬になります。
蒼朮は水毒に対して使用される生薬で、附子は寒証に対して使用される生薬です。
従って桂枝加朮附湯は虚証+寒証+水毒に対応する漢方薬となります。
附子は強力な鎮痛作用があります。
芍薬も、痛みを鎮める作用があります。
従って、桂枝加朮附湯は痛みにも効きます。
なお、上肢に作用のある桂枝が入っているため、虚証の上肢の痛みに対し第1選択となります。
という訳で、桂枝加朮附湯は、上半身の関節・筋肉の痛みで、寒いと増悪し、むくんでいる場合に効果があります。