自律神経のバランスの改善:エメラルド心拍変動バイオフィードバック

心拍変動とは

心拍数は、安静時でも実は同じではなく、微細に変動しています。

これが心拍変動であり、バイオフィードバック機器などで測定することができます。

 

心拍変動は、自律神経 (交感神経、副交感神経) 機能を反映します。

また、迷走神経(第Ⅹ脳神経:副交感神経成分)や、圧受容器反射 (大動脈・頸動脈) も関与します。

 

大きな変動要素は呼吸です。

呼吸性洞性不整脈といって、

  • 吸気時には、交感神経が興奮し、 心拍数が増加
  • 呼気時には、 副交感神経が興奮し、 心拍数が低下

します。

 

このように、心拍数は固定しておらず 常に変動していますが、心拍変動の振幅と複雑さが大きいほど よりよい健康状態と考えられています。

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バイオフィードバック機器で測定した心拍変動のグラフ

心拍変動の解析

心拍変動の解析は、HRVパワースペクトル解析で行います。

 

☆HF: 0.15 – 0.4 Hz

HFは、副交感神経や呼吸性洞性不整脈に関与します。

ゆっくりした呼吸で、呼吸性洞性不整脈が増加した場合に、HFが上昇します。

 

☆LF: 0.05 – 0.15 Hz

LFは、圧受容器反射を反映するため、交感神経と副交感神経の両方が関与します。

ゆっくり呼吸で 、LFが上昇します。

これは主に副交感神経の成分が増加するからです。

 

☆VLF: 0.005 – 0.05 Hz

VLFは、交感神経を反映します。

 

☆LF/HF比

 LF/HF比は、交感神経と副交感神経活動のバランスを反映します。

基準値は0.8 - 2.0以下で、2.0-5.0は注意、5.0以上は要注意となります。

 

☆TP(トータルパワー値):LF+HF

TPは、自律神経全体の機能を反映し、加齢に伴い減少します

 

☆ccvTP

ccvTPは、TPを心拍数で補正したものです。

心拍数が高いとTPが高くなるため、補正を行います。

共鳴呼吸回数

共鳴呼吸回数(共鳴周波数)は、その人にあった呼吸の回数のことで、この呼吸数で呼吸をした場合に、心拍変動が最も大きくなり、自律神経のバランスの改善効果が得られやすくなります。

 

共鳴呼吸回数(共鳴周波数)は、HRVパワースペクトル解析の結果から決定します。

 

一般的には、共鳴呼吸回数(共鳴周波数)は、

  • 4.5~ 7回/分(平均 6回/分)

です。

自宅で心拍変動バイオフィードバックトレーニングを施行:エメラルド心拍変動バイオフィードバック

共鳴呼吸回数が決定されたあとは、自宅での心拍変動バイオフィードバックトレーニングとなります。

具体的には、

  • 毎日10分間
  • iPhoneアンドロイド無料のアプリを使用

してのトレーニングとなります。

 

2~4週後の再診時に再び心拍変動の解析を行い、新たな共鳴呼吸回数を検出し、同様に自宅でのトレーニングを続けていきます。

 

これがエメラルド整形外科疼痛クリニックで行っているエメラルド心拍変動バイオフィードバックです。

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ストレス・慢性疼痛に有効

心拍変動バイオフィードバックは、個々人にとって最も快適な共鳴呼吸回数で呼吸を行うことにより、ストレスなどにより乱れてしまっ自律神経のバランスを改善することが可能です。

 

また、慢性疼痛(痛み・痛い)では、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になっているため、心拍変動バイオフィードバックにより自律神経のバランスを改善することにより、慢性疼痛(痛み・痛い)が改善するとが報告されています。

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心拍変動バイオフィードバック画面


心拍変動バイオフィードバックの学術報告

慢性腰痛に心拍変動バイオフィードバックが有効

42例の慢性腰痛の患者に対し、心拍変動バイオフィードバックとプラセボの治療を、ランダム化二重盲検比較試験として施行。

なお、両群とも連続15日間、自宅で30分間のトレーニングを施行。

 

結果:心拍変動バイオフィードバックを施行した群で、有意に痛みが軽減した。

(Kapitza et al. Appl Pshychophysiol Biofeedback, 2010.)

慢性的な頚部痛に心拍変動バイオフィードバックが有効

ストレスに関係した慢性頚部痛の患者と健常者を対象として、心拍変動バイオフィードバックを10週間施行した。

 

結果:心拍変動バイオフィードバックは、ストレスに関係した慢性頚部痛の患者に有効であった。

(Hallman et al. Appl Pshychophysiol Biofeedback, 2011.)