肩こり・首の痛み・頚椎疾患の原因と治療~整形外科専門医が解説~
肩こりや首の痛みは、整形外科を受診する理由として多い症状の一つです。
肩こりや首の痛みには、筋肉の緊張や姿勢、生活習慣などに関係するもののほか、頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性神経根症、頸椎症性脊髄症などの頸椎疾患によるものがあります。
これらの疾患では、首や肩の痛みだけでなく、肩甲骨周囲の痛み、腕から手指にかけての痛みやしびれ、筋力低下などの神経症状を伴う場合があります。
また、頸椎症性脊髄症では、手指の細かい動作がしにくくなったり、歩行に支障が生じたりすることもあるため、適切な診断が重要です。
肩こりや首の痛みが長引く場合には、身体的な要因に加え、睡眠、ストレス、活動量などが症状の持続に関係することもあります。
札幌市北区・麻生のエメラルド整形外科疼痛クリニックでは、整形外科専門医が肩こり、首の痛み、上肢の神経症状について、症状や神経学的所見をもとに原因を評価し、必要に応じてオープン型MRIなどの画像検査を行っています。
治療では、薬物療法や運動器リハビリテーションなどを基本とし、症状や病態に応じて漢方薬治療、バイオフィードバックなども組み合わせながら、患者さん一人ひとりに適した治療方針を検討しています。
長引く肩こりや首の痛み、肩甲骨周囲の痛み、腕や手のしびれなどでお困りの方は、整形外科での診察をご検討ください。
肩こり・首の痛みとは?
肩こりは、一般的に首から肩甲部にかけて生じる筋肉の緊張感、こり感、重圧感、鈍痛などを指し、「頚より肩甲部にかけての筋緊張感(こり感)、重圧感、および鈍痛などの総称」と定義されています。
(高岸憲二 ほか:肩こりに関するプロジェクト研究、日本整形外科学会雑誌、2008)
肩こりの主な症状
肩こりでは、次のような症状がみられます。
- 首から肩にかけてのこりや重苦しさ
- 肩甲骨周囲の張りや痛み
- 首を動かしたときの違和感
- 長時間同じ姿勢を続けた後の痛み
- 後頭部の重さや頭痛
- 症状に伴う疲労感
肩こりに頭痛を伴うこともありますが、頭痛にはさまざまな原因があります。
特に、突然発症した激しい頭痛や、神経症状を伴う頭痛は、通常の肩こりとは区別して評価する必要があります。
肩こりと首の痛みは同じですか?
肩こりと首の痛みは重なり合う症状ですが、完全に同じものではありません。
筋肉の緊張による肩こりのほか、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症、神経の圧迫などによって首の痛みが生じる場合があります。
そのため、症状が長く続く場合や、しびれ・筋力低下を伴う場合には、原因を確認することが重要です。
肩こり(首の痛み)は、最も有訴者率が高い国民病

平成28年 国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)
肩こり(首の痛み)は、男性では2位、女性では1位と、最も有訴者率が高い疾患であり、まさしく国民病と言えます。
これは裏を返せば、肩こりの患者様が多く医療機関を受診しているにもかかわらず、十分な治療効果が得られていないということでもあります。
肩こり・首の痛みの主な原因
肩こりは、一つの原因だけで生じるとは限りません。
筋肉、頸椎、生活習慣、ストレスなど、複数の要因が関係する場合があります。
1.筋肉の疲労と持続的な筋緊張
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などによって、首から肩にかけての筋肉に持続的な負担がかかることがあります。
特に僧帽筋などの筋肉が緊張した状態が続くと、こり感や痛みが生じる場合があります。
2.姿勢や身体活動の影響
頭部が前方に位置する姿勢(アライメント異常)や、長時間同じ姿勢を続ける生活習慣は、頸部や肩甲帯の筋肉への負担を増やす可能性があります。
ただし、特定の姿勢や頸椎の形だけで肩こりの原因を断定することはできません。
身体の動かし方や筋力、柔軟性、日常生活での負担などを総合的に評価することが重要です。
3.頸椎の疾患
肩こりや首の痛みの背景に、次のような疾患が関係している場合があります。
- 頸椎症
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 頸椎症性神経根症
- 頸椎症性脊髄症
- その他の頸椎疾患
これらの疾患では、首の痛みだけでなく、腕や手のしびれ、筋力低下、手指の使いにくさなどを伴うことがあります。
4.肉体的・精神的ストレス
精神的ストレスや睡眠不足、疲労などは、筋肉の緊張や痛みの感じ方に影響することがあります。
慢性的な肩こりでは、筋肉だけでなく、睡眠、ストレス、身体活動などの要素も考慮することが重要です。
5.自律神経の働きとの関係
自律神経は、心拍、呼吸、血管の調節など、身体のさまざまな機能に関係しています。
ストレスや睡眠状態と自律神経活動には関連があり、慢性的な痛みとの関係も研究されています。
ただし、肩こりの原因を自律神経の異常だけで説明することはできません。
クリックでは、症状や診察結果に応じて、自律神経活動を評価する検査やバイオフィードバックの活用を検討しています。
6.不顕性筋緊張(Dysponesis)
肩こりが長く続く方の中には、本人が意識していないときにも筋肉の緊張が持続している場合があります。
こうした不適切な筋活動を説明する概念の一つに、「Dysponesis(ディスポネシス)」があります。
クリ二ックでは、持続的な筋緊張が症状に関係していると考えられる場合、筋電図を用いた評価やバイオフィードバックを検討しています。
なお、Dysponesisは一般的な整形外科診療で確立された独立の診断名ではなく、筋活動の調節を理解するための概念として扱っています。
肩こりと間違えやすい疾患・注意が必要な症状
肩こりの多くは緊急性の高い疾患ではありませんが、なかには早期の診察が必要な病気が隠れていることがあります。
頸椎椎間板ヘルニア・頸椎症性神経根症
頸椎椎間板ヘルニアは、頸椎の椎間板が突出することにより、神経や神経根を刺激・圧迫することで、頸部痛だけでなく、首から肩、腕、手にかけて痛みやしびれが生じる疾患です。
症状の部位、感覚の異常、筋力、腱反射などを確認し、必要に応じてMRI検査を検討します。
なお、MRI画像の異常と症状は必ずしも一致せず、診断には神経学的所見との照合が重要です。

頸椎椎椎間板ヘルニアのMRI画像(C4/5・左側、C5/6・右側)
左:矢状断像、右上:横断像(C4/5)、右下:横断像(C5/6)
赤丸は、C4/5椎間板の左後方への突出、C5/6椎間板の右後方への突出を示しています。
頸椎症性脊髄症
頸髄が圧迫されると、手指の細かな動作が難しくなる、歩行が不安定になる、手足にしびれが出るなどの症状が生じることがあります。
進行性の症状がある場合には、速やかな評価が必要です。
胸郭出口症候群など
首から肩、上肢にかけての症状には、胸郭出口症候群などが関係する場合もあります。
また、まれではありますが、脳血管疾患、感染症、腫瘍など、整形外科以外の疾患が原因となる場合もあります。
早急な受診が必要な症状
次のような症状がある場合には、早急な医療機関での評価が必要です。
- 手足の筋力低下が進行している
- 歩行障害や手指の巧緻運動障害がある
- 発熱と強い首の痛みを伴う
- 転倒や事故などの外傷後に強い痛みがある
- 突然の激しい頭痛や、片側の麻痺、ろれつが回らないなどの症状がある
特に突然の麻痺や言語障害、これまでに経験したことのない激しい頭痛などがある場合は、救急受診が必要です。
肩こり・首の痛みの検査と診断
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、まず問診と診察を行い、症状の原因を評価します。
問診・身体診察
肩こりが始まった時期、症状の部位、悪化する動作、日常生活への影響、しびれの有無などを確認します。
必要に応じて、頸椎の可動域、筋力、感覚、腱反射、上肢の神経学的所見などを評価します。
X線検査
頸椎の骨の配列や変形などを確認する目的で、X線検査を行います。
ただし、X線画像で確認できる変化が、必ずしも痛みの原因とは限りません。

画像説明:頸椎のX線画像。頸椎の配列や骨の変化を評価しますが、画像所見だけで肩こりの原因を確定することはできません。
オープン型MRI検査
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、オープン型MRIを設置しています。
頸椎椎間板ヘルニアや脊髄・神経根の圧迫などが疑われる場合、症状や神経学的所見に応じてMRI検査を検討します。
肩こりがあるという理由だけで、すべての患者様にMRI検査を行うわけではありません。
MRIの必要性は、診察所見や症状の経過を踏まえて判断します。

クリ二ックの肩こりに対する診断・治療アルゴリズム
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、肩こりや首の痛みに対して、整形外科専門医が独自に作成した診断・治療アルゴリズムを診療の参考にしています。

第1段階:上肢の神経症状の有無を確認
上肢の神経症状とは、上肢のしびれ・痛み、筋力低下などの麻痺症状のことで、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、胸郭出口症候群、脳梗塞などの疾患で発症します。
上肢の神経症状があればMRI検査を行い、異常があれば対応①(症状・画像所見に応じた対応)を行います。
第2段階:病態に応じて治療の選択
肩こりや首の痛みがあり、上肢の神経症状がない場合には、以下のような治療法を検討します。
クリニックでは、治療を次の5つに整理しています。
治療①:主に筋骨格系の痛みに対する保存療法
ノイロトロピン®、筋緊張改善剤
症状や診断に応じて、鎮痛薬や筋緊張の緩和を目的とした薬剤などを検討します。
治療②:リハビリテーション等を追加
ノイロトロピン®、筋緊張改善剤、運動器リハビリテーション、低周波治療
筋肉の緊張、頸部や肩甲帯の動き、日常生活での負担などを評価し、運動療法や必要に応じた物理療法を組み合わせます。
治療③:漢方薬を追加
ノイロトロピン®、筋緊張改善剤、運動器リハビリテーション、低周波治療、漢方薬
症状や全身状態などを考慮し、漢方薬を検討します。
治療④:慢性疼痛薬を追加
ノイロトロピン®、筋緊張改善剤、運動器リハビリテーション、低周波治療、漢方薬、慢性疼痛薬
痛みが長期化している場合には、痛みの性質や診断に応じて、適応のある慢性疼痛薬を検討します。
治療⑤:バイオフィードバックを追加
ノイロトロピン®、筋緊張改善剤、運動器リハビリテーション、低周波治療、漢方薬、慢性疼痛薬、バイオフィードバック
持続的な筋緊張やストレスとの関連が疑われる場合には、筋電図や心拍変動などを利用したバイオフィードバックを検討します。
なお、これらは、すべての患者様に順番どおり実施するものではありません。
原因や症状、医学的な適応、治療への反応に応じて、必要な方法を選択します。
肩こり・首の痛みに対する主な治療法
ノイロトロピン®などの薬物療法
ノイロトロピン®は、ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液を有効成分とする医療用医薬品です。
様々な痛み(侵害受容性疼痛や神経障害性疼痛)に有効なため、痛みの性質や診断、薬剤の適応などを考慮し、治療選択肢の一つとして検討します。
筋緊張改善剤
筋肉の緊張が症状に関係していると考えられる場合には、筋緊張の緩和を目的とした薬剤を検討することがあります。
薬剤によっては眠気、ふらつきなどが生じる場合があるため、日常生活や自動車の運転などへの影響にも注意が必要です。
運動器リハビリテーション
肩こりや首の痛みでは、頚椎のアライメント異常(首の形の異常)のほか、頸部や肩甲帯の筋肉の働き、身体の動かし方、日常生活での負担などが関係する場合があります。
クリ二ックでは、理学療法士が身体機能を評価し、患者様の状態に応じた運動療法などを行っています。
クリ二ックの運動器リハビリテーションは、理学療法士の担当制と、原則として2単位40分の個別リハビリテーションを特徴としています。
ただし、実施時間や保険適用は、医学的な必要性や診療報酬上の条件などによって異なります。
リハビリテーションでは、次のような内容を検討します。
- 姿勢の指導
- 頸部・肩甲帯の可動域や筋力の評価
- 筋肉の緊張や身体の動かし方の確認
- 症状に応じた運動療法
- 日常生活や作業環境に関する助言
- 自宅で継続できる運動の指導
低周波治療
筋肉の緊張や痛みに対して、低周波治療などの物理療法を補助的に使用する場合があります。
効果には個人差があり、運動療法や生活習慣への対応などと組み合わせて検討します。
また、ペースメーカーなどの植込み型医療機器を使用している方や、特定の疾患がある方では、治療部位や機器の種類によって使用を避ける必要があります。
漢方薬
クリ二ックでは、肩こりや首の痛みに対する治療選択肢の一つとして、漢方薬を使用します。
漢方薬は、症状の特徴、冷えの有無、筋肉の緊張、全身状態などを考慮して選択します。
また、精神的ストレスや睡眠状態などが症状に関係している場合にも、患者様の状態を総合的に評価します。
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、院長が考案した直漢法®・エメラルド式革新的漢方薬選択法Ver.1・エメラルド式革新的漢方薬選択法Ver.2などの考え方も、漢方薬選択の参考にしています。
また、肩こりについては、有効性の高い漢方薬があります。
詳しくは、【整形外科専門医による「肩こり」におすすめの6つの漢方薬による治療】をご覧ください。
漢方薬にも、偽アルドステロン症、肝機能障害、間質性肺炎などの副作用が生じる場合があります。
ほかの漢方薬や医薬品との併用にも注意が必要です。
慢性疼痛に対する薬物療法
肩こりや首の痛みが長期化・慢性化している場合には、痛みの性質や背景にある疾患を再評価します。
必要に応じて、慢性疼痛に対して承認された薬剤を検討する場合があります。
そのような場合には、デュロキセチン、ミロガバリンベシル酸塩、プレガバリン、トラマドールを含む製剤などの慢性疼痛薬を使用します。
ただし、これらの薬剤は適応疾患や有効性、安全性がそれぞれ異なり、これらの薬剤がすべて一般的な肩こりに適応となるわけではありません。
これらの慢性疼痛薬は一様に、めまい・吐き気・ふらつき・眠気という副作用が発生する可能性が高いという特徴があります。
車の運転に関してはデュロキセチンは認められていますが、ミロガバリンベシル酸塩、プレガバリン、トラマドールを含む製剤は車の運転が禁忌になっていますので、ご注意ください。
長引く肩こりとストレス・自律神経・筋緊張
肩こりや首の痛みが長期間続く場合には、筋肉や頸椎の状態だけでなく、睡眠、ストレス、身体活動、痛みの感じ方などが関係していることがあります。
当院では、通常の診察や治療に加え、必要に応じてバイオフィードバックを検討しています。
筋電図バイオフィードバック
筋電図バイオフィードバックは、筋肉の電気的活動を視覚的・聴覚的な情報として提示し、患者様が筋肉の緊張状態を認識するための方法です。
慢性的な肩こりの場合、患者さんが自覚しにくい無意識の筋緊張(不顕性筋緊張・dysponesis)が一因であることがあるため、筋電図バイオフィードバックにより、筋活動の状態を視覚化することで患者さんが認識し、その上で、過剰な筋緊張や動作の改善を目指す治療を行っています。
なお、すべての肩こりや首の痛みの患者様に効果が保証されるものではありません。
心拍変動バイオフィードバック
心拍変動バイオフィードバックは、呼吸と心拍変動の関係を利用しながら、自律神経機能を改善する方法です。
ストレスに関連する症状や慢性疼痛への応用が研究されています。
クリ二ックでは、患者様の症状や状態に応じて、補助的な治療として検討しています。
そのため、心拍変動バイオフィードバックによって、すべての肩こりや自律神経の問題が改善するわけではありません。
脳波ニューロフィードバック
最新の痛みの研究では、脳が大きな影響を及ぼしていることが判明しています。
しかし、これまで、脳にアプローチをすることの可能な治療法はありませんでした。
脳波ニューロフィードバックは、脳波活動をフィードバックし、脳の活動状態の調節を学習する方法で、近年、目覚ましく技術が革新し、うつ病、パニック障害、注意欠如・多動症(ADHD)などに対して有効であることが証明されています。
また、痛みの治療法の1つとしても認知され始めています。
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、症状や治療経過などを考慮し、適応を慎重に判断しています。
肩こりが改善しにくい・再発する理由
肩こりや首の痛みは、一度改善しても再発する場合があります。
クリ二ックでは、特に次の要素に注目しています。
1.筋肉への負担が続いている
長時間の同一姿勢、身体活動の不足、作業環境などによって、首や肩の筋肉への負担が持続する場合があります。
このような場合には、薬物療法だけでなく、運動療法や生活習慣への対応が重要です。
2.ストレスや睡眠状態などが関係している
精神的ストレス、睡眠不足、疲労などは、筋肉の緊張や痛みの感じ方に影響することがあります。
そのため、痛みの部位だけでなく、身体全体の状態を評価することが大切です。
3.無意識の筋緊張が続いている
本人が意識していない筋緊張が持続している(不顕性筋緊張・dysponesis)場合、筋肉の緊張状態を認識し、調節する練習が役立つ可能性があります。
クリ二ックでは、必要に応じて筋電図バイオフィードバックなどを検討しています。
4.肩こり以外の疾患が関係している
症状が改善しない場合には、頸椎疾患や神経障害など、ほかの原因が隠れていないか再評価することも重要です。
肩こりの治療でクリニックが重視している6つのポイント
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、肩こりや首の痛みの診療において、次の6点を重視しています。
① 鎮痛薬だけに頼らない
一般的な鎮痛薬だけでは十分に改善しない場合、痛みの原因や性質を再評価します。
② 運動器リハビリテーションを活用する
頸部や肩甲帯の筋肉の働き、身体の動かし方などを評価し、必要に応じて運動療法を行います。
③ 慢性疼痛の病態を考慮する
症状が長引く場合には、痛みの性質や神経障害の有無などを確認し、適切な治療を検討します。
④ 漢方薬も選択肢とする
西洋医学的な診断・標準治療を基本としながら、症状や患者様の状態に応じて漢方薬の併用を検討します。
⑤ ストレスや睡眠などの影響を考慮する
筋肉や頸椎だけでなく、生活習慣や身体全体の状態にも目を向けます。
⑥ 持続的な筋緊張に注目する
無意識の筋緊張(不顕性筋緊張・dysponesis)が関係していると考えられる場合には、筋電図バイオフィードバックなどを検討します。
これらを組み合わせることで、患者様ごとに異なる症状や背景に対応することを目指しています。
肩こり・首の痛みについてよくある質問(FAQ)
Q1.肩こりだけでも整形外科を受診できますか?
はい。
肩こりが長く続く場合や、痛みによって日常生活に支障が出ている場合には、整形外科で相談できます。
肩こりの背景に頸椎疾患などが隠れていないか確認し、症状に応じた治療を検討します。
Q2.肩こりでMRI検査は必要ですか?
すべての肩こりにMRI検査が必要なわけではありません。
腕や手のしびれ、筋力低下、脊髄症を疑う症状などがある場合には、診察所見に応じてMRI検査を検討します。
Q3.肩こりにリハビリテーションは有効ですか?
肩こりや首の痛みでは、運動療法や身体活動の改善が役立つ場合があります。
クリ二ックでは、理学療法士が身体機能を評価し、症状に応じた運動器リハビリテーションを行っています。
Q4.肩こりに漢方薬は使用できますか?
症状や患者様の状態に応じて、漢方薬を治療選択肢の一つとして検討することがあります
ただし、すべての肩こりに有効性が確立しているわけではなく、副作用やほかの薬剤との相互作用にも注意が必要です。
Q5.肩こりと自律神経は関係していますか?
ストレスや睡眠状態、自律神経活動などは、筋肉の緊張や痛みの感じ方と関連する可能性があります。
ただし、自律神経の異常だけで肩こりの原因を説明することはできません。
Q6.肩こりで手がしびれることはありますか?
肩こりと同時に手のしびれを感じることはありますが、頸椎疾患や末梢神経障害などが関係している可能性があります。
しびれが続く場合や筋力低下を伴う場合には、診察を受けることをお勧めします。
Q7.肩こりと五十肩は違いますか?
肩こりは主に首から肩甲部にかけてのこり感や痛みを指します。
一方、五十肩(肩関節周囲炎)では、肩関節そのものの痛みや可動域制限が中心となることが多く、診察による区別が重要です。
Q8.肩こりの治療は健康保険が使えますか?
医師の診察により医学的な必要性が認められ、保険診療の条件を満たす検査や治療には、健康保険が適用されます。
ただし、すべての検査・治療が保険適用となるわけではありません。
具体的な適用条件や費用については、受診時にご確認ください。
札幌市北区・麻生で肩こり・首の痛みの治療をご希望の方へ
エメラルド整形外科疼痛クリニックは、札幌市北区・麻生駅近くの整形外科クリニックです。
クリックでは、肩こりや首の痛みに対して、整形外科専門医による診察を基本に、必要に応じて以下の検査・治療を組み合わせています。
- 頸椎疾患や神経症状の評価
- オープン型MRIによる画像検査
- 理学療法士による運動器リハビリテーション
- 症状に応じた薬物療法
- 漢方薬治療
- 筋電図・心拍変動などを利用したバイオフィードバック
「肩こりだから病院に行くほどではない」と考える必要はありません。
症状が長引く場合や、繰り返す痛み、腕や手のしびれなどがある場合には、原因を確認することが大切です。
クリ二ックでは、患者様の症状と診察結果に基づき、適切な治療方針を一緒に検討します。
エメラルド整形外科疼痛クリニック
所在地:札幌市北区北40条西4丁目1階 ASABU LAND
電話:011-738-0011
エメラルド整形外科疼痛クリニック
札幌市北区で麻生駅に近接し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法(漢方薬、バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
・骨粗鬆症:『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』
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骨粗鬆症
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