🟢痛みの診療|急性痛・慢性痛とクリニックの治療方針
札幌市北区・麻生駅近くのエメラルド整形外科疼痛クリニック
痛みは、私たちの身体に異常や危険を知らせる大切なサインです。
しかし、痛みが長く続くと、日常生活や仕事、睡眠などに影響し、生活の質(QOL)を大きく低下させることがあります。
また、痛みの原因や仕組みは一つではありません。
骨や関節、筋肉、神経などの異常による痛みだけでなく、神経系の痛みの調節機能や、睡眠、ストレス、生活環境などが痛みの感じ方に関係する場合もあります。
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、整形外科専門医による診察と医学的評価を基礎に、痛みの原因や性質、患者さんの身体の状態、生活背景を考慮しながら、適切な治療を検討しています。
このページでは、痛みの基本的な仕組み、急性痛と慢性痛の違い、クリニックの診療方針、症状別の診療情報についてご紹介します。
痛みとは? 身体を守るための重要なサイン
痛みには、身体に危険が生じていることを知らせ、さらなる損傷を防ぐ役割があります。
例えば、熱いものに触れたときに手を引っ込めたり、足を捻挫したときに患部をかばったりするのは、痛みが身体を守る警告として働くためです。
一方で、痛みが長く続く場合には、当初の損傷や炎症だけでは説明できない仕組みが関与することもあります。
痛みを適切に診療するためには、単に痛みを抑えるだけでなく、なぜ痛みが生じているのか、どのような仕組みが関与しているのかを考えることが重要です。
急性痛と慢性痛の違い
急性痛とは
急性痛は、外傷や炎症、組織の損傷などに伴って生じる痛みです。
骨折、捻挫、打撲、急性腰痛などが代表例です。
急性痛では、痛みの原因となっている病気や損傷を適切に診断し、必要な治療を行うことが基本となります。
慢性痛とは
慢性痛(慢性疼痛)は、一般に3か月を超えて持続または反復する痛みを指します。
慢性痛では、痛みの原因となる疾患が持続している場合だけでなく、神経系の働きや心理社会的な要因などが複雑に関係する場合もあります。
そのため、画像検査で確認できる異常だけでなく、痛みの経過や性質、身体機能、生活への影響などを総合的に評価することが重要です。
詳しくは、【慢性疼痛とは? 痛みが長引く原因と治療について】をご覧ください。
痛みの主な3つの仕組み
痛みは、その仕組みによって大きく3つに分類されます。
侵害受容性疼痛
身体の組織の損傷や炎症などによって、痛みを感じる受容器が活性化して生じる痛みです。
骨折、捻挫、関節の炎症などに伴う痛みが代表例です。
神経障害性疼痛
体性感覚神経系の病変や疾患によって生じる痛みです。
電気が走るような痛み、焼けるような痛み、ピリピリした痛みなどを伴うことがあります。
ただし、こうした症状だけで神経障害性疼痛と確定できるわけではありません。
痛覚変調性疼痛
組織損傷や神経の病変だけでは十分に説明できない、痛みの処理・調節の変化が関係する痛みです。
慢性痛の一部で関与すると考えられています。
実際には、これらの仕組みが複数重なっている場合もあります。
クリニックの痛みの診療方針
1.整形外科専門医による診断を重視します
痛みの診療では、まず原因となる病気や外傷、神経の障害などがないかを確認することが大切です。
クリニックでは、問診と身体診察を基本として、必要に応じて画像検査などを組み合わせ、医学的に評価します。
2.痛みを身体だけでなく総合的に考えます
慢性痛では、身体の異常に加えて、睡眠、ストレス、活動量、生活環境などが症状に影響する場合があります。
クリニックでは、生物学的・心理的・社会的な側面を考慮する「生物心理社会モデル」の考え方を大切にしています。
これは、痛みを心理的な問題と決めつけるものではありません。
身体の状態を適切に評価したうえで、痛みに関係するさまざまな要因を検討する考え方です。
3.治療方法を一つに限定しません
痛みの原因や病態、患者さんの状態によって、適切な治療方法は異なります。
クリニックでは、標準的な整形外科診療を基本に、薬物療法、リハビリテーション、漢方薬治療、バイオフィードバックなどについて、必要性と適応を考慮して検討します。
すべての患者さんに同じ治療を行うのではなく、個々の病態に応じた診療を目指しています。
症状・部位から痛みの情報を探す
腰痛・ぎっくり腰
腰痛には、筋肉や椎間板、椎間関節、神経など、さまざまな要因が関係します。
急性腰痛から長引く腰痛まで、原因に応じた診断と治療が重要です。
肩こり・首の痛み
肩こりや頸部痛は、筋肉の緊張だけでなく、頸椎や神経の疾患が関係する場合もあります。
手のしびれや筋力低下などを伴う場合には、適切な医学的評価が重要です。
膝の痛み
膝の痛みには、変形性膝関節症をはじめ、半月板や靱帯の障害、炎症などさまざまな原因があります。
股関節の痛み
股関節の痛みには、関節の変性や炎症、周囲の筋肉・腱の異常などが関係します。
治療方法から探す
漢方薬による痛みの治療
クリニックでは、西洋医学による診断と標準治療を基礎としながら、症状や体質、全身状態などを考慮して漢方薬を治療選択肢の一つとして検討しています。
漢方薬にも副作用や薬物相互作用があるため、医学的な判断が必要です。
バイオフィードバックと自律神経
痛みと自律神経活動には関連があり、ストレスや睡眠、呼吸などが痛みの感じ方に影響することがあります。
バイオフィードバックは、通常は意識しにくい身体の生理的な反応を測定・表示し、その変化を確認しながら自己調節を学ぶ方法です。
慢性痛に対する補助的なアプローチとして研究されていますが、効果には個人差があり、すべての慢性痛に対する確立した治療というわけではありません。
痛みについてよくある質問
Q.MRIやレントゲンで異常があれば、痛みも強いのでしょうか?
必ずしも一致しません。
画像で異常が確認されても痛みが少ない場合や、画像所見だけでは痛みの強さを説明できない場合があります。
画像検査と症状、身体診察の結果を総合して判断することが重要です。
Q.痛みが長引くと、治りにくくなるのでしょうか?
痛みが長く続くと、神経系の痛みの調節機能や身体活動、睡眠などに変化が生じることがあります。
ただし、慢性痛になったからといって、改善しないと決まるわけではありません。
Q.ストレスが関係する痛みは、気のせいなのでしょうか?
いいえ、痛みは本人が実際に経験しているものです。
ストレスや心理的要因が関与する場合でも、痛みが存在しないという意味ではありません。
身体の病気を適切に評価しながら、必要に応じて心理社会的な側面も考慮します。
Q.慢性痛は薬だけで治療するのでしょうか?
慢性痛の治療では、薬物療法だけでなく、運動療法、生活習慣の調整、痛みに関する理解を深めることなどが重要になる場合があります。
適切な治療は病態によって異なります。
札幌市北区で痛みについてお困りの方へ
エメラルド整形外科疼痛クリニックは、札幌市北区・地下鉄南北線麻生駅近くの整形外科クリニックです。
院長は整形外科専門医・医学博士として、整形外科疾患の診療に加え、慢性疼痛や痛みの仕組みについて学術講演・研究活動を行ってきました。
痛みの原因を医学的に評価し、患者さん一人ひとりの状態に応じた診療を大切にしています。
長引く痛みについて詳しく知りたい方は、慢性疼痛の原因と治療もご覧ください。
エメラルド整形外科疼痛クリニック
院長 益子竜弥(医学博士・整形外科専門医)
所在地:札幌市北区北40条西4丁目1階 ASABU LAND
電話:011-738-0011
エメラルド整形外科疼痛クリニック
札幌市北区で麻生駅に近接し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法(漢方薬、バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
・骨粗鬆症:『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』
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