整形外科専門医による「股関節の痛み」におすすめの4つの漢方薬による治療

🟢札幌で股関節の痛みの漢方治療をお考えの方へ|整形外科専門医が解説する4つの漢方薬

札幌市北区で股関節の痛み・漢方治療をお考えの方へ

エメラルド整形外科疼痛クリニックは、札幌市北区麻生にある、股関節の痛みをはじめとする運動器疾患の診断・治療に取り組む整形外科クリニックです。
クリニックでは、整形外科専門医が股関節の痛みや歩行時痛、関節の動きにくさなどを評価し、西洋医学的な診断・治療を基本としながら、患者さんの症状や全身状態に応じて漢方薬を組み合わせた治療も行っています。
股関節の痛みには、変形性股関節症や臼蓋形成不全、関節周囲の筋肉・腱の障害など、さまざまな原因があります。
そのため、痛みの原因や病態を適切に診断することが重要です。
治療では、薬物療法や運動器リハビリテーションなどを基本とし、必要に応じて漢方薬を治療の選択肢の一つとして検討します。
このページでは、当院で股関節の痛みに対して使用することがある二朮湯、麻杏薏甘湯、薏苡仁湯、治打撲一方の4つの漢方薬について、それぞれの特徴や選び方を整形外科専門医の立場から解説します。

股関節の痛みはつらい

「股関節の痛み」というものは、かなり耐え難いものです。
「膝の痛み」は頻度は高いのですが、痛み自体は股関節の痛みの方が強いように思えます。

股関節が痛くて病院に行きレントゲン写真を撮ると、医師から「すぐに手術をしましょう」と言われることが多いと思います。
確かに、重度の股関節の痛みには手術は望ましいと思います。
しかし、たとえ重度の股関節痛でも、漢方薬をはじめとして各種の疼痛薬で症状が改善することが多いため、これらの薬を試してもつらい痛みがとれない場合に限り手術を考慮することをエメラルド整形外科疼痛クリニックではすすめています。

股関節の痛みに漢方薬が効く

漢方薬は股関節の痛みによく効きます。
エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、股関節の痛みに対しこれらの漢方薬をよく処方しており、実際に多くの方の症状が改善しています。

股関節の痛みにおすすめの4つの漢方薬

股関節の痛みには、二朮湯、麻杏薏甘湯、薏苡仁湯、治打撲一方が4つが良く効きます。

最もおすすめなのは、二朮湯

股関節の痛みに二朮湯

股関節の痛みに最もおすすめする漢方薬は、二朮湯です。

五十肩の万能薬である二朮湯は、蒼朮と白朮という2つの「朮」の生薬が入っています。
蒼朮も白朮も共に「水毒」に良く効く生薬のため、「関節に水が溜まっている=水毒」である変形性股関節症などの股関節の痛みに効きます。

二朮湯の「かなりの虚証」から「かなりの実証」まで使用可能で汎用性の高いことに加え、副作用がほとんどない安全性の高い漢方薬ですので、股関節痛にお困りの方は、ぜひ一度お試しすることをおすすめします。

2番目におすすめなのは、麻杏薏甘湯

股関節の痛みに麻杏薏甘湯

股関節の痛みに2番目におすすめする漢方薬は、麻杏薏甘湯です。

麻杏薏甘湯は、関節リウマチ(東洋医学では風湿)に効くように、「関節」に効く漢方薬です。
そのため、変形性股関節症などの股関節の痛みに有効です。

麻杏薏甘湯は、マイルドな漢方薬のため、多くの方に使用することができますが、麻黄という生薬が入っているため、心疾患をお持ちの方は避けることが望ましいです。

3番目におすすめなのは、薏苡仁湯

股関節の痛みに薏苡仁湯

股関節の痛みに3番目におすすめする漢方薬は、薏苡仁湯です。

薏苡仁湯は、麻杏薏甘湯と同様に、関節リウマチ(東洋医学では風湿)などの「関節」の症状に効きます。
そのため、変形性股関節症などの股関節の痛みに有効です。

薏苡仁湯の効果は麻杏薏甘湯よりやや強いのですが、効く確率は麻杏薏甘湯より少し劣る印象があります。
薏苡仁湯自体はやや副作用が強いため、先の治打撲一方、麻杏薏甘湯があまり有効でない場合に限定して使用することがよいでしょう。

4番目におすすめなのは、治打撲一方

股関節の痛みに治打撲一方

股関節の痛みに4番目におすすめする漢方薬は、治打撲一方です。

治打撲一方は、文字通り「打撲を治療するための方剤」で、ケガ・打撲に良く効きます。股関節の痛みは、「関節」のケガ・打撲なので、治打撲一方が効きます。
治打撲一方は、「虚証」から「実証」まで対応できるため、「かなりの虚証」でなければ使用可能です。

治打撲一方には大黄という生薬が入っているため、下痢をすることがあります。
治打撲一方を内服して下痢をする場合には、飲む回数を1日1~2回に減らしたり、別の漢方薬に変更することが望ましいです。

まとめ

整形外科専門医による「股関節の痛み」におすすめの4つの漢方薬による治療
①二朮湯
②麻杏薏甘湯
③薏苡仁湯
④治打撲一方


漢方薬を含めた股関節のおすすめの治療法


実は、股関節はほかの関節と比較して保存的治療が効きやすい部位です。
そのため、エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、股関節痛に対し、漢方薬や西洋の疼痛薬に加えて、運動器リハビリテーションを積極的に行っています。

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札幌市北区で股関節の痛み・変形性股関節症の診療をご希望の方へ

エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、変形性股関節症をはじめとする股関節の痛みや歩行時痛、関節の動きにくさなどに対して、整形外科専門医による診察・治療を行っています。
股関節の痛みには、変形性股関節症、臼蓋形成不全、大腿骨頭壊死症、関節周囲の筋肉や腱の障害など、さまざまな原因があります。
また、腰椎疾患による関連痛が股関節周囲に現れることもあります。
クリニックでは、診察所見に応じてレントゲン検査やMRI検査などを検討し、股関節の状態や痛みの原因を評価します。
そのうえで、西洋薬による薬物療法、運動器リハビリテーション、生活習慣の改善などを患者さんの状態に応じて選択し、必要に応じて漢方薬を組み合わせた治療も行っています。

漢方薬については、二朮湯、麻杏薏甘湯、薏苡仁湯、治打撲一方などを治療の選択肢として検討することがあります。
ただし、漢方薬がすべての患者さんに有効とは限らず、変形した股関節や損傷した関節軟骨を元に戻す効果が確立しているわけではありません。
患者さんの症状や全身状態、併用薬、副作用のリスクなどを考慮して使用します。また、変形性股関節症の進行度や日常生活への影響によっては、人工股関節置換術などの手術療法が適切となる場合もあります。

札幌市北区・麻生周辺で、股関節の痛み、歩行時痛、階段の昇降時の痛み、変形性股関節症などにお困りの方は、当院にご相談ください。

エメラルド整形外科疼痛クリニック
院長:益子竜弥
整形外科専門医・医学博士

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監修

益子竜弥 医学博士・整形外科専門医 エメラルド整形外科疼痛クリニック 院長
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