日本の骨粗鬆症治療の現状についてご説明します。
その前に、皆さんは「日本の骨粗鬆症治療」は、うまくいっていると思いますか？
それとも、あまりうまくいっていないと思いますか？
答えは、
・「日本の骨粗鬆症治療は、先進国の中でも、かなり上手く機能していない」
です。
驚かれましたでしょうか？
日本の治療はかなり手厚いという印象を持たれている方もおられると思います。
これはその通りで、概して日本の治療は手厚いです。
しかし、骨粗鬆症については、上手く機能していません。
厚生労働省の平成29年患者調査などを紹介します。
2010年には、骨粗鬆症患者は男性で300万人、女性で980万人、合計1280万人です。
2022年には、男性で330万人、女性で1090万人、合計1420万人と増加しました。
そして、治療中の方は、男性が4.0万人で1.21％、女性が55.1万人で5.05％、合計が59.1万人で4.16％という結果です。
つまり、
・骨粗鬆症の患者は増えている
・骨粗鬆症の患者のたった4.16％しか治療を受けていない
ということです。
日本の手厚い医療が、上手く機能していないことがお分かりいただけたと思います。
ちなみに、骨粗鬆症の患者様は2040年代まで増加し続ける予想です。
では、なぜ、日本の骨粗鬆症治療は上手く機能していないのでしょうか？
それには、多くの理由が考えられますが、大切なことは、
・皆さん一人一人が、医療に任せっきりにするのではなく、自身で骨粗鬆症を克服する
ことだと思います。
そのため、院長は、拙著『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®～超健康と長寿の秘訣～』を出版し、さらにこのような形で広く情報を発信しています。
エメラルド整形外科疼痛クリニック
札幌市北区麻生に開院し、痛みに対して積極的に治療を施行（電話：011-738-0011）
・治療方針：「両極の治療」
・治療方針の解説：全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴：多彩な独自の治療法（漢方薬、バイオフィードバックなど）
・リハビリテーション：理学療法士は担当制で、２単位40分で実施
・骨粗鬆症：『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍：『骨粗鬆症治療の真実と７つの叡智®～超健康と長寿の秘訣～』
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