【クリニックのご紹介】第6話:「両極」の治療:②東洋医学の長所と短所

@@さん、こんにちは。エメラルド整形外科疼痛クリニックの院長の益子竜弥です。

「両極」の治療の続きです。

②東洋医学
東洋医学は、西洋医学とは全く異なる治療体系です。
イギリスやドイツなどではかなり注目を集めています。
残念ながら、日本では一般の医療機関ではあまり受けることができません。

診察方法は、
・「望診」
・「問診」
・「切診」
・「聞診」
という四診です。

治療法には、
・漢方薬
・鍼灸
などがありますが、保険適応となるものは漢方薬のみです。

長所としては、
・体質改善ができる
・場合により根治治療となる
・西洋医学にはできない、免疫力を向上させることができる
・西洋医学は、身体を温めることはほぼできないが、東洋医学には身体を温める作用がある漢方薬が多数ある
・西洋医学による治療が効かない場合でも、漢方薬が有効であることは、かなり多い
・東洋医学独自の概念である「瘀血」は、痛み・便秘・女性の生理痛に著効する
・原因や病態がわからなくても、有効な漢方薬を選定することができる
などです。

短所としては、
・救急医療には向かない
・ズレている骨折については、明らかに西洋医学の1つである手術の方が適切
・東洋医学をある程度以上のレベルで使いこなすことができる医師は、かなり少ない
・漢方薬の情報は限られており、さらに、あまり実用的でない情報が多いため、医師が身に着けることが難しい
・東洋医学に詳しい医師は、逆に西洋医学を否定し、東洋医学のみに傾倒することがある
となります。

こうしてみると、東洋医学がかなり良さそうですが、残念ながら使いこなすことができる医師を探すことが難しいということですね。


エメラルド整形外科疼痛クリニック

札幌市北区麻生に開院し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法漢方薬バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
骨粗鬆症『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』

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