痛みに困って整形外科を受診⇒これって正解?

痛みに困って整形外科を受診⇒これって正解?

痛みに困って整形外科を受診⇒正解です

痛みに困って整形外科を受診された経験のある方は多いと思います。
整形外科は頭部以外のほぼ全身の運動にかかわる部分の痛みを治療する診療科ですので、「首・腰などの痛み、四肢の関節の痛み」に困って整形外科を受診することは正解です。

整形外科とペインクリニックの二刀流の院長がお答えします

整形外科専門医であり、日本ペインクリニック学会にも所属し、整形外科そしてペインクリニックの領域で多数の痛みに関する学術発表をしているという二刀流のエメラルド整形外科疼痛クリニックの院長が、なぜ正解であるかをお答えします。

整形外科には、不得手なこともあります

「でも、整形外科で治療を受けたけれど、思ったように良くならなかった」という方も、結構多いのではないでしょうか。実は、整形外科にも不得手・苦手なことがあります。
このことは、『整形外科の弱点』で詳しくお伝えします。

正解の理由①:整形外科はすぐに受診できる

整形外科はある程度規模の大きい診療科ですので、みなさんの住んでいる近くに、整形外科がある総合病院やクリニックがあるのではないでしょうか。
整形外科は患者さんが最も多い診療科の1つなので、混んでいることとは思いますが、整形外科医の数も多いので、きっと近くにあると思います。

この、比較的近くにあるということは大きな長所です。
例えばペインクリニックなどは、なかなか標榜している病院・クリニックはないため、受診すること自体が大変なことがあります。

さらに、これはあくまで院長の印象ですが、整形外科は比較的すぐに受診し診てもらえることが多い、と思っています。
診療科によっては「受診したいと思って電話をしたけれど、予約が取れたのが数週間先」というようなことがあると思いますが、整形外科はほとんどこのような話を聞きません。
これも大きな長所といえます。

正解の理由②:整形外科はそもそも痛みを治療する診療科

そもそも、整形外科は、頭部以外のほぼ全身の運動にかかわる部分の痛みを治療する診療科です。
つまり、首、腰、手指、手関節、肘関節、肩関節、股関節、膝関節、足関節など、運動にかかわる部分の痛みに最も精通している診療科が整形外科といえます。

ですから、これらの部位が痛い時には、真っ先に精通しているを受診するべきです。
これに対し、ペインクリニックはむしろ、整形外科で治療をしたけれど痛みが良くならない場合に受診する診療科です。

正解の理由③:整形外科は専門性が高い

整形外科の大きな特徴の1つが、専門性が高いことです。
具体的には、整形外科は、大学の医局にもよりますが、上肢・下肢・脊椎などに専門が分かれています。

そのため、例えば上肢が専門の医師は、手指、手関節、前腕、肘関節、上腕、肩関節、鎖骨などに対する知識・経験が豊富です。
同様に下肢であれば、股関節、大腿、膝関節、下腿、足関節、足、脊椎であれば頚椎、胸椎、腰椎、仙椎、骨盤に対する知識・経験が豊富ということになります。

逆に考えてしまうと、専門領域以外はあまり知識・経験がないということになります。
例えば、上肢が専門の医師は下肢や脊椎に対する知識・経験はあまりありません。

しかし、現在はインターネットや口コミなどで、痛みの部位を専門としている医師を検索することが可能ですので、しっかり検索した上で、整形外科を受診、可能であれば専門の医師を指名すれば、この問題は解決します。
(ただし、整形外科によっては新患の場合は医師を指名できないところもあります)

正解の理由④:整形外科は、運動器の解剖や機能を熟知

整形外科のもう1つの大きな特徴が、運動器の解剖や機能を熟知していることです。

痛みが生じる状況は多種多様です。
運動器の痛みをかかえている患者さんは、通常は動いた時に痛みが生じます。
ですから、その動きにより関節がどのように動き、筋肉がどのように作用するかを熟知していなければ、運動器のどの部分に問題があるかを特定することは困難です。

整形外科は運動器の解剖や機能を熟知しているので、運動器の痛みの原因の特定が得意だということは、大きなメリットになります。

結論:痛みに困ったら、専門にしている整形外科を指名して受診が、大正解

以上から、「痛みに困って整形外科を受診することは正解」といえます。
しかも、整形外科は専門があるので、痛みの部位を専門としている医師を指名して受診することが大正解です。

まとめ

痛みに困って整形外科を受診⇒これって正解?
・痛みに困って整形外科を受診⇒正解です
・正解の理由①:整形外科はすぐに受診できる
・正解の理由②:整形外科はそもそも痛みを治療する診療科
・正解の理由③:整形外科は専門性が高い
・結論:痛みに困ったら、専門にしている整形外科を指名して受診が、大正解