【クリニックのご紹介】第3話:ほぼ全ての医師が「両極」の治療を行わない

今回はクリニックの治療方針である「両極」の治療についての話です。

「両極」の治療とは、例えば、西洋医学と東洋医学のように、お互い、対極に位置している治療の両方を、患者様の病態・病状に応じて使い分ける治療のことです。
使い分けるというのは、「どちら片方のみ使用する」という意味ではなく、「片方、あるいは場合によっては両方同時に使用する」という意味です。

例えば、西洋薬の疼痛薬を使いながら、東洋医学である漢方薬も使用するということです。
実際、エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、かなり多くの患者様に対し、西洋薬と漢方薬の両方を処方しています。

「両極」の治療は具体的には、
・西洋医学と、東洋医学
・「身体」に対する治療と、「心」に対する治療
・「薬を使う医療」と、「薬を使わない医療」
・「標準的な治療」と、「最新の治療」
があります。

そして、ここから重要なポイントです。

まず1つ目の質問です。
「それぞれの治療法は、有効なのでしょうか?」

おそらく多くの方が、「それぞれの治療は、有効でしょう」と返答されるでしょう。
もちろん、僕もそう思います。
それぞれに長所と短所はありますが、皆、治療法として有効でしょう。

では、2つ目の質問です。
「それでは、なぜ、多くの医療機関では、対極の治療の片方の治療しか行われないのでしょうか? 同時に行ってはいけないのでしょうか?」

多くの方はこう答えるでしょう。
「同時に行って何かマズイことが起こらないのであれば、両方同時に行ってもよいのではないでしょうか」
僕も同感です。

しかし、医者はこう答えます。
「片方だけの治療しか行いません。以上です。」

・・・・・ おかしいですよね。
対極の治療の両方が有効であるなら、両方の治療をしてくれても良いですよね。

しかし現実には、片方の治療しかしない医者が大多数(というよりほぼ全員)です。
つまり、ほぼ全ての医師が、「両極」の治療ではなく、片方だけの治療しかしないということです。

なぜでしょうか?
次回、詳しく解説します。


エメラルド整形外科疼痛クリニック

札幌市北区麻生に開院し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法漢方薬バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
骨粗鬆症『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』

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