【クリニックのご紹介】第9話:「両極」の治療:⑤薬を使う医療と⑥薬を使わない医療の長所と短所

「両極」の治療それぞれについての続きです。

⑤薬を使う医療

薬には、西洋医学による西洋薬と東洋医学による漢方薬の2つがあります。
薬を使う医療は、間違いなく現在の医療のメインになっており、痛み止めや、高血圧薬、抗アレルギー薬、抗がん剤など、薬は多種多様であり、効果も多種多様です。

長所としては、
・医療のメインであり、特に東洋医学は長い歴史がある
・様々な症状に対応でき、ある程度の効果がある
・救急医療には極めて有効
などです。

短所としては、
・薬では対応できない疾患は、存在する
・薬では根治できない疾患も、存在する
となります。

薬では対応あるいは根治できない疾患とは、例えば精神疾患や、脳疾患などです。

⑥薬を使わない医療

薬を使わない医療のうち、有名なものは、「リハビリテーション」や、「牽引・低周波などの物理療法」で、これらは有効性が確立しています。
また、うつ病に対する「認知行動療法」も同様に有効性が確立しています。
あまり有名ではないものとしては、うつ病に有効なrTMS治療(反復経頭蓋磁気刺激療法)があります。
そしてさらに有名ではないものに、バイオフィードバック治療、脳波ニューロフィードバック治療があります。

長所としては、
・薬が有効でない疾患に対して、有効である場合がある
ということに尽きます。

短所としては、
・リハビリテーションや物理療法以外では、治療を行っている医療機関がかなり稀
・治療を行っていても、自由診療が多い
・医療技術として確立していない部分がある
となります。

なお、「認知行動療法」は、日本では「うつ病」などの精神疾患に対しては保険算定ができますが、現実的には、ほとんど行われていません。

バイオフィードバック治療や脳波ニューロフィードバック治療については、エメラルド整形外科疼痛クリニックでは「痛み」に対しては健康保険で治療を行っています。
新型コロナウイルスの後遺症の1つであるブレインフォグに対しては自由診療で治療を行っています。


エメラルド整形外科疼痛クリニック

札幌市北区麻生に開院し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法漢方薬バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
骨粗鬆症『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』

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