【骨粗鬆症】第4話:骨粗鬆症の治療をすることで、骨折連鎖(くりかえし骨折)を避ける

骨粗鬆症になり、1か所の骨が折れてしまうと、次々に骨折が起きてしまいます。
これを、骨折連鎖(くりかえし骨折)といいます。

具体的には、閉経した女性が1か所骨折してしまうと、1年以内に再び骨折が起こる危険性は通常の5.3倍になってしまいます。
さらに、2~5年後では2.8倍になります。
6~10年後では1.4倍です。
全追跡期間における平均は2.1倍と、生涯にわたって骨折の危険際が高くなってしまいます。

ここからが大切なところです。
1つめは、
「そもそも骨折が起きなければ、骨折連鎖は起きない」
ということです。

ですから、骨粗鬆症であることがわかり、骨折がまだ起きていない状況であれば、治療などにより骨を丈夫にし、骨折を防げば良いわけです。

2つ目は、
不幸にして既に骨粗鬆症で骨折が起きてしまった場合
についてです。

その際には、どうしても骨折連鎖が起きやすくなっているので、やはり、治療などにより骨を丈夫にすることで、できるだけ骨折連鎖を予防するしかありません。

つまり、いずれの場合でも、
「骨折連鎖を避けるためには骨を丈夫にする以外に方法はない」
ということになります。

だからこそ、骨粗鬆症の治療を受けることが重要になります。


エメラルド整形外科疼痛クリニック

札幌市北区麻生に開院し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法漢方薬バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
骨粗鬆症『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』

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